ハゲに負けないために
ハゲという事実に負けないために何をすればいいのか。
偉そうに言っている私が何をやったのか、それは大したことではない。何かの分野で日本一になったとか、人から賞賛されることを行ったとかいうのではない。何度も言うが、私は平凡な人間であり、大それたことを成し遂げたわけではない。
誤解してほしくないのだが、つまり自慢できるようなことは何ひとつない。
ただ「自分にとってこれができれば、これを達成できれば、自分に自信がもてるに違いない」という課題を見つけて、それを達成したのだ。それを達成したことで、実際に自分にある程度の自信が持てるようになり、そのことが例えば、女性にモテる理由にもなっているだろうし、心の平安につながっているという事実があるのだ。
あなたがハゲに負けないために何をすればいいのか。当然、私にはわからない。私も自分のことがわからなかったからだ。ある人にとってはお金をある程度儲けることかもしれない。ある人にとっては会社で出世することかもしれない。ある人にとってはスポーツで実績を積むことかもしれない。
実際、何でも良いのだ。その人による。あなた自身に問いかける必要があり、その問いは曖昧で漠然としているために、答えも見つかりにくい。ここでも一朝一夕に解決することはない。私もそうだったからだ。悩み、苦しみ、右往左往して無意味なことを行い、無意味なことに力を注ぎ、他人の言葉に踊らされ、のたうち回ってようやくこれか、と思うものにたどり着いた。
他人に問うても、決して答えられない問題だったと思う。100人に100通りの答えがあるのだと思う。
本質的にハゲを克服する方法というのは、自信の持てる何かを持て。ということだ。
なんとも遠回りな方法だとお思いかもしれない。が、残念ながら、近道はないのだ。そう思う。
ドラゴンクエストで、こういうセリフがあった。「ダンジョンを抜けるには一番遠回りをすればいい。近道は行き止まりになるようにできている。これは人生にも通じる真理だよ」
曖昧な記憶によるので、言葉は違っていると思う。ゲームデザイナーにとっては限られたゲームスペースでできるだけたくさん遊んでほしいものだ。ダンジョンのような迷路は入口から出口まで、できるだけ直線的な解決ルートをとらないように設計することだろう。例えば四角い迷路パズルのようなものがあって、左上の入口から右下の出口まで行くのに、対角線をまっすぐに進めば出られる、などというパズルは有り得ない。
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人生はゲームデザイナーが作るものではないが、「遠回りと思えることが一番の近道」だという人生の真理(?)を、かの堀井雄二氏は言いたかったに違いない。
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